当会計事務所では、①遺産分割の円滑化、②相続税の節税、③相続税の納税資金の確保を3つの柱として、お客様それぞれの状況に適した選択肢を検討いたします。
① 遺産分割の円滑化
相続においてとても大切なことは、ご家族が仲たがいすることなく、円満に財産を引き継ぐことです。しかし、相続財産は平常に動いている金額よりも多額の財産が動くことが多く、ご家族内でのこれまでの被相続人様からの資金支援など様々なものが絡み、多くの利害がぶつかることが多いです。そのため、被相続人様が亡くなって、残された家族間で話し合っても、その利害がぶつかり、仲たがいが生じてしまうことが多くあります。
相続をめぐるトラブルを防ぎ、円満な遺産分割を実現するため、当事務所では次のような支援を行っています。
・生前対策
被相続人様が生前に遺産分割についての思いを伝えることにより、ご家族の納得感は格段に高まります。当会計事務所では、被相続人様の意向を最大限に尊重し、ご家族全員が納得できる分割方法を一緒に検討いたします。
・相続発生後
適切な生前対策ができなかった場合もあると思います。その場合は、相続発生までの経緯や残された財産の状況などを整理して、ご家族全員にとっての落としどころとなるように複数の選択肢を提示して、円満な合意形成をサポートいたします。
② 相続税の節税
法律で認められた適正な方法によって、相続税額を少なくします。相続税は、贈与や特例の活用など、様々な方法で最終的な納付金額を抑えることができます。一般的には、相続発生より早ければ早いほど、その節税対策の選択肢が広がりますので、早めの検討を推奨いたします。
③ 相続税の納税資金の確保
相続税は一度に多額の支払いとなることが多く、また、相続税は原則として現金で支払う必要があります。そのため、相続財産が自宅の土地であるなど換金が比較的難しいものである場合、相続税の納税資金をどのように準備するかを考慮して、被相続人様の生前の相続対策や、相続発生後の遺産分割協議を行う必要があります。
そのため、納税資金対策として、遺産分割の選択肢ごとに具体的に必要な相続税の金額を提示し、また、それをどのように準備するかについての選択肢も提示いたします。